ウフィツィ美術館で西洋絵画を歴史を追ってご覧になって、ローマ時代の彫刻を眺め、西洋美術のベースを抑えたところで疲れたけど欲張ってもう一つ美術館見学をという方にオススメの美術館。

もっと芸術鑑賞

ピッティ宮殿

ピッティ宮殿には現行５つの美術館とボーボリ庭園が有ります。

チケットは、ピッティ宮殿内の美術館群16€と庭園チケット10€ボーボリ庭園(庭園内に離宮に有る磁器博物館を含む)とバルディーニ庭園

５日間有効、最初にウッフィツィ美術館に入場する規定の、ウフィツィ美術館とピッティ宮殿、庭園コンビネーションチケット38€(オフシーズン18€)も御座います。

1月10日から 2月20日迄と 11月10日から12月20日まで

Gli Uffizi	intero 12€ ridotto 2€
Palazzo Pitti	intero 10€ ridotto 2€
Giardino di Boboli	Intero 6€ ridotto 2€
PassePartout 5 Days	18€

2月21日から11月9日迄と、12月21日から1月9日まで

Gli Uffizi	intero 25€ ridotto 2€
Palazzo Pitti	intero 16€ ridotto 2€
Giardino di Boboli	Intero 10€ ridotto 2€
Bigliet PassePartout 5 Days	38€

ピッティ宮殿早朝割引8€ (8:59迄にチケットを購入し、9:25迄に入館)も御座います。

ウッフィツィ美術館ハイシーズンの早朝割引8：15から8:55迄の入場は19€です。

ピッティ宮殿の中で最も有名で人気があるのがパラティーナ絵画館。

写真は絵画館からのボーボリ庭園の眺めです。

17ー20世紀に渡ってトスカーナ大公、イタリア王宮とし使われた豪奢な内装と、絵画のコレクションが見所。ラファエロの大公の聖母や白いヴェールの夫人、ティツィアーノ、ルーベンスの代表作など。

(見学時間は最低1時間)

大公の宝物美術館

夏過ごす区画としてバロック時代にメディチ家が造らせた素晴らしいだまし絵のテクニックの空間。

そして瑪瑙やラピスラズリの丸彫りの器、宝飾品などの大公由来の贅沢な品々をご覧いただけます。

近代美術館

1800年代以降第2次大戦迄のイタリアの絵画彫刻作品を展示しています。

衣装博物館(18-20世紀、の主に婦人服のコレクション。2年毎に展示替えされます。)

ボーボリ庭園(16世紀半ば過ぎから整備が始まりてが加えられ続けて今の姿に至っている、ヨーロッパを代表する庭園の一つです。とても広大なので散策には1時間程)

ヨーロッパ磁器博物館(ピッティ宮殿の当主たちが残した磁器、マイセン、セーブル、ジノリ、ナポリ窯、ウェッジウッドなど様々です)2022年現在閉館中

注意点

ウフィツィ、アカデミア程では有りませんが、ハイシーズンはチケット購入、入館に列ができて30分程待つことが有りますが、館内は広いのでゆったりと楽しんでいただけます。

ボーボリ庭園散策はウォーキングシューズ、スニーカーがオススメです。

バルジェッロ博物館

建物は1255年に着工されたフィレンツェで最も古い公共建築物。そんな趣のある建物に中世、ルネサンス、バロックの彫刻の素晴らしい作品、工芸品のコレクションが展示されています。

ドナテッロ、ミケランジェロ、ロッビアファミリーの彩釉テラコッタの作品群など。中世からバロック初期までの彫刻と工芸品の名作からスタイルの変化を感じられる美術館です。

営業時間

08.15 - 13.50 月曜日, 水曜日, 木曜日, 金曜日, 第1.3.5 日曜日

08:15 - 18:50 土曜日

休館日: 火曜日, 第2.4日曜日

場所はVia del Proconsolo4、大聖堂とウフィッツィ美術館の間、とても便利な所にあるのですが、入り口があまり目立たないので気をつけてください。

アカデミア美術館

西洋美術史上最高傑作とも言われるミケランジェロのダビデ像が展示されていることで有名な美術館。

他にもミケランジェロの未完の5作品も展示されています。

時間がある方はストラディバリの弦楽器など古楽器のコレクション、2階に上がってゴシック美術もご鑑賞ください。ウフィツィ美術館同様予約をされることをお勧めします。

特にコロナ禍後、ウッフィツィ美術館以上に入場待ちが長くなっております。

営業時間: 8.15-18.50 (ultimo ingresso 18.20).

休館日: 1月1日, 12月25日、月曜日